スーツの身だしなみ 男性が「意外と」みられているいますぐ気をつけるべきポイント3選

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スーツの身だしなみって難しいな……

でも、ネットで調べてもなにが正解なのかよくわからない……

最低限のスーツの身だしなみはおさえておきたい……

日々ビジネスでスーツを着ているあなた。普段はあまりスーツを着ないけれど、たまにの機会でスーツを着ていかなければいけないあなた。

大人の男性ならスーツを着るとき、その「身だしなみ」に頭を悩ませてしまいますよね。

スーツを着る男性にとって、身だしなみはビジネスシーンや公の場で相手の印象を大きく左右します。

身だしなみでミスりたくない。

第一印象は数秒で決まるともいわれ、その後の信頼関係に影響を与えることも少なくありません。

だからこそ、細部にまで気を配ることも重要ですが、実は「意外とみられて」いて、「最低限おさえるべき」ポイントがいくつかあります。

それはズバリ、
ベルトの穴
時計のスタイル
革靴の種類、です。

わたくしt郎(てぃーろう)は銀行員として15年間、スーツを着こなしてきました。その中で実際にお客様や上司から注意を受けた経験をもとに、スーツの身だしなみで気をつけるべきポイント3選をお伝えしていきます。

<この記事の内容>
・意外とみられているスーツの身だしなみ、3選
・スーツの身だしなみはフォーマルからはみ出さなければほぼOK
・スーツは値段より身だしなみが重要

これから紹介するポイントを押さえて、より洗練された印象を与えることで、相手から好感を持たれやすくなります。

男性がスーツで気をつける身だしなみ ポイント1「ベルトの穴は3つ目」

多くの場合、ベルトには5つの穴がありますが、真ん中の穴(3つ目)を使用するのが基本です。

ベルトは、スーツスタイルの中でとても重要なアクセサリーです。

身だしなみとしてベルトの穴は3つ目

見えていないようで意外と見られている。それがベルトです。

そのため、ベルトの締め方(穴の位置)や位置には特に注意が必要です。

まず、買ったばかりのベルトは長すぎることが多いので、3つ目の穴でジャストフィットするように必ず長さを調節しましょう。

この時に注意しないといけないのは、ベルトによってはハサミでカットしないと長さを調整できないものもあるため、短くカットしすぎると二度とジャストフィットしなくなることがあります。

特に値段の張る本革ベルトなどはカットしないといけないことが多いので注意が必要です。

紳士服店などではベルトの長さをきちんと調節してくれる場合があるので、自分で調節するのに不安がある方はお願いしてみるといいかもしれません。

ベルトは必ず骨盤の上、ウエストの位置で締めることが基本です。ウエストラインにしっかりとフィットさせることで、全体のシルエットが整い、スーツの美しさを引き立てます。

ベルトの穴の位置が適切でない場合、だらしなく見えたり、逆に不自然に見えたりすることがあります。

ベルトが長すぎて尻尾のようにスーツの横からはみ出ていたり、逆に短すぎてベルトの先端とバックルが異様に近い様は相手によっては不快な印象を与えかねません。

また、ベルトの幅や素材の質感も重要です。

スーツとの調和を考え、幅は一般的な3.5センチ程度のものが無難でしょう。

革製のベルトは、特にフォーマルな場面において重要です。ベルトの色は靴と合わせるとより一層洗練された印象を与えます。

ただし、何本もベルトを持たないという方であれば、フォーマルでの使用も想定して、色は黒、質感はマットなものよりツヤのあるものを選ぶとよいと思います。

ベルトの穴の位置やスタイルが整っていれば、ベルト自体は安価なものでもかまいません。UNIQLOさんのベルトでも見栄えは十分、フォーマルな場にも耐えられますので、ぜひ気をつけてみてください。

男性がスーツで気をつける身だしなみ ポイント2「腕時計はアナログ・白の文字盤・黒の革ベルト」

次に腕時計です。

スーツを着用する際に最もフォーマルといわれる腕時計のスタイルは「アナログ・白の文字盤・黒の革ベルト」です。

身だしなみとして腕時計はアナログ・白の文字盤・黒の革ベルト

いや、ちょっとシンプルすぎないか、金属製のベルトだとダメなのか、といったご意見もあるかと思います。

もちろんビジネス用として販売されている時計であれば、基本は問題ありません。

ただ、ここでお伝えしているのは身だしなみはどんな場面でつけていても「ミスらない」時計のスタイルです。

フォーマル~ビジネスカジュアルまで問題ないものとしてご紹介していきます。

まず、アナログタイプで針は2針または3針の丸型でシンプルなものを選びます。クロノグラフなど複雑なデザインよりは、せいぜいデイト表示があるタイプが無難です。

ちなみに2針の場合だと、「私は時間を気にしていません」という意思表示にもなるそうで、より余裕のある大人を演出できます。

サイズはなるべく小ぶりのものを選びましょう。人によってサイズ感はことなるかと思いますが、筆者の感覚ではおおよそのサイズとして36mm~40mmぐらいのが目安になってきます。

厚さはなるべく薄型でスーツの袖が時計にひっかからないことものであることを意識するとよいでしょう。あまりにも分厚いものはスーツの袖口からはみ出してしまい、見た目が悪くなります。

次に文字盤の色です。文字盤の基本は白またはシルバーを選ぶようにしましょう。カジュアルな場であれば黒やネイビーでもOKです。

あわせてベルトは黒の革製、または暗めのブラウンでも可です。基本的にベルトや革靴の色に合わせるコーディネイトがベターです。

最後に、時計のメンテナンスも忘れてはいけません。定期的に電池交換やクリーニングを行い、常に清潔で新しい状態を保つことで、身だしなみをより一層引き立てることができます。

男性がスーツで気をつける身だしなみ ポイント3「革靴は黒のストレートチップが基本」

身だしなみとして革靴は黒のストレートチップが基本

サラリーマンにとって、革靴はスーツスタイルの基本中の基本です。

一足選ぶとしたら、黒のストレートチップをおすすめします。

履く靴の選び方は、全体の印象を決定づけるため、特に注意が必要なアイテムです。

自分自身では意外と見落としがちな足元。実はここが他人から一番見られているポイントかもしれません。

外出する際に髪型をばっちり決め、スーツもしっかりアイロンをかけ、鏡の前でスタイルをチェックしても、最後の最後、外出する際に靴でミスっている……なんてことになっては元も子もありません。

靴のデザインは一足持っておくとしたらストレートチップがよいでしょう。

ストレートチップはつま先に横に一本切り替えの入ったデザインで、もっともフォーマルなデザインの革靴といわれています。

ビジネスやフォーマルなシーンには、他にもプレーントゥやウィングチップ、オックスフォードなどののデザインもありますが、ストレートチップがもっとも「堅い」印象の靴です。

次に、靴の色についてです。

一般的には色は黒が最もフォーマルとされ、どんなスーツに合わせることもできます。

ダークブラウンも一般的でビジネスの中でもカジュアルな場面で活躍しますが、色によって合うスーツを選ぶことが求められるのでダークブラウン一択というわけにはいかないと思います。

例えば、ネイビーのスーツにはダークブラウンの靴が合いますが、グレーやチャコールグレーには黒が無難です。

さらにいうと、冠婚葬祭では靴は黒一択となることを考えれば、まずは黒を選ぶことをおすすめします。

また、靴の素材は光沢感のあるものを選びましょう。

マットな質感の靴はスーツによっては合わないこともありますし、そのつもりがなくてもくすんだ印象を与えてしますことがあります。

そのた光沢感を保つ手入れを行うことで、靴の寿命を延ばし、常に清潔感を保つことができます。靴磨きは大切な日常のルーチンとして取り入れるとさらに良いでしょう。

最後に、靴のフィット感も大切なポイントです。

当たり前ですが、靴は自分の足にしっかりと合ったものを選ぶことが大切です。

サイズが合わない靴を履くと、見た目だけでなく歩きやすさにも影響します。せっかくよい靴を購入しても履くたびに靴擦れしてしまってはもったいないですよね。

なので、新しい靴を購入する際は必ず試着してフィット感を確かめて、長時間履いても耐えうるものを選びましょう。

以上のポイントを踏まえ、革靴を選ぶことで、ビジネスシーンでの信頼性と洗練された印象を高めることができるでしょう。

まとめ あくまでフォーマルに近いスーツの身だしなみとして

今回のスーツの身だしなみは「あくまでフォーマルに近い」スタイルとしてご紹介しました。

他人に見られても恥ずかしくない、「こいつ身だしなみができていないな」とは思われないことを重視した最低限のポイントです。

ここで紹介して内容はあくまで最低限の身だしなみですので、さらに詳細な内容やスーツ選びなど全体的なことは大手メーカーのサイトやテーラーのwebサイトなどをおすすめします。

身だしなみは奥が深いですが、気をつけていくと様々な効用が生まれてきます。

たとえば、営業では身だしなみに気をつかっている人との関係がよくなる、仲良くなれるかもしれません。

会社の上司であれば、後輩を指導してあげることもできるかもしれません。

なにより、自分自身のドレスコートが間違っていなければ自信がもてるでしょう。

ぜひちょっとしたところからでいいので、身だしなみに気をつかってみてください。

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