「たまの休日、子供たちとどこへ遊びに行こうか?」
「家族でなにか新しい趣味をはじめたい」
そんなあなたには新たなアクティビティとして「釣り」をぜひともおすすめします!
それも「海釣り」が特におすすめです!家族ではじめるなら海釣りをおすすめしたいと思います。
なぜ、家族で釣りを始めるのに「海釣り」がおすすめかといいますと、
・川や池よりも釣れる確率が高い
・堤防や砂浜など、釣り場もわりと安全な場所が多い
・釣った魚が食べられるという1度で2度おいしい特典がある
このように他の釣りよりもメリットがたくさんあることが理由です。
釣りに行って何かしら釣れれば子どもたちも満足してくれるでしょうし、釣り場が安全なのもプラスです。
また、釣った魚を持ち帰れば、本日の夕飯の一品にすることもできます(奥様に任せず、自分で料理するようにしましょう)。
ここでは銀行員15年目かつ釣り歴25年のt-郎(てぃーろう)がサラリーマンでも手軽に家族と始められる釣り方についてお伝えしていきます。
<この記事の主な内容>
・海釣りを始める予算はわりと低い
・サビキ釣りについて
・ちょい投げ釣りについて
・エギング、ルアー釣りについて
家族とちょっと釣りでも始めてみたいなー、というあなたにぜひ海釣りのキホンをお伝えできればと思います。
家族で釣りはカンタンに始められる(予算・準備編)
とはいえ、「いろいろと準備が大変そう……」とか「道具にお金がかかりそう……」という方もいらっしゃるかもしれません。
昔は釣りというとお金に余裕のある太公望の遊びといったイメージでした。道具も高級で、なかなかとっつきづらい。
でも大丈夫です!
今回ご紹介する釣り方であれば、予算は1人5千円くらいあれば一式をそろえることができます。
また、事前の準備がなくても当日に釣り具ショップへ寄って道具やえさをそろえて始めることもできるくらいカンタンです。
釣り具ショップのおすすめは大手チェーン「上州屋」でしょうか。店員さんも親切ですし、道具もそろっています。上州屋の店舗検索ページはこちら → http://www.johshuya.co.jp/shop/
家族で釣りをはじめるなら①サビキ釣り
まず、初心者の方に一番おすすめなのが、サビキ釣りです。比較的安いな道具で始められ、アジやイワシなどの比較的小さな魚をたくさん釣ることができます。
必要な道具は釣り竿とサビキの仕掛け、そしてエサ用のアミエビです。
サビキ仕掛けとは、一本の道糸に複数の針が付いた仕掛けで、これを使うことで一度に複数の魚を釣ることができます。
釣り方もカンタンです。仕掛けを海に垂らして、ゆっくりと上下に動かすだけです。
漁港の堤防や釣り公園など、気軽に行ける場所で始められます。ほかの釣り方もそうですが、特に朝夕の時間帯は魚が活発に動くゴールデンタイムのため、より釣果が期待できます。
注意点としては、餌を付けすぎないこと、仕掛けを海底に引っかけないように水深を確認することです。また、初めは短時間の釣行から始めることをおすすめします。魚が釣れすぎて処理に困ることもあるためです。
家族で釣りをはじめるなら②ちょい投げ釣り
次に紹介するのはちょい投げ釣りです。
海底が砂地の堤防や砂浜の波打ち際で手軽に楽しめるのが、ちょい投げ釣りです。
この釣り方で釣れるのはキス、カレイ、ハゼなど、様々な魚種が狙えます。時にはサビキ釣りよりも大きな魚が釣れる可能性もあり、釣り上げる時の手ごたえもより楽しめます。
必要な道具は、投げ竿、リール、仕掛け、そしてゴカイやイソメなどの餌です。初期投資は一式揃えたとしても1万円程度から始められます。
サビキ釣りと同様、釣り具ショップでちょい投げ釣りセットとして竿から仕掛けまで一式売っています。また、サビキ釣りよりも仕掛けや釣り方もシンプルなのもおすすめです。
釣り方は、ゴカイやイソメなどの餌を付けた仕掛けを30メートルほど投げ出し、糸を張った状態で竿を立てて待ちます。アタリ(魚が餌を食べる時の竿先の動き、竿先がビクンと小刻みに曲がります)を見て、タイミングよく合わせることで魚を釣り上げられます。
堤防や砂浜での釣りなので、安全面でも初心者に向いています。
ただし、砂浜の場合潮の満ち引きが大きなエリアでは注意が必要です。また、天候や潮の状態によって釣果が大きく変わるので、釣具店で情報を集めてから釣行することをおすすめします。
もうひとつ、ちょい投げ釣りで使用するエサは「イソメやゴカイ」という点にも注意が必要です。これらは見た目から海のミミズのようなムシですので、ぬるぬると動く生き物が苦手という方には、人工えさもありますのでご検討ください。
家族で釣りをはじめるなら③ルアー釣り、エギング
最後にエギングとルアー釣りのご紹介です。
エギングはアオリイカを、ルアー釣りはメバルやシーバス(スズキ)などがターゲットのメインになります。釣り人の技術や工夫が結果に直結するため、釣れた時の喜びはサビキ釣りやちょい投げ釣りに比べるととても大きなものです。
必要な道具は、専用の竿、リール、そしてエギやルアーです。初期費用は上記の2つの釣り方よりも若干高くなり、2万円程度からになります。
エギはイカを模した疑似餌、ルアーは魚を模した疑似餌で、これらを投げて巻き取る動作で魚を誘います。釣り方の詳細はyoutubeにてたくさんの釣り動画がアップされていますので、ぜひ一度見てみてください。
ただし、他の釣り方に比べて技術の習得に時間がかかります。
最初は釣具店のスタッフにアドバイスをもらったり、経験者に同行してもらったりすることをおすすめします。また、夜釣りが有効な場合も多いので、安全面には特に注意が必要です。
さいごに 釣りを始める時に注意すべきこと
いかがでしたでしょうか?
これらの釣り方は、それぞれに魅力があります。サビキ釣りで基本を覚え、チョイ投げ釣りで本格的な釣りの面白さを知り、その後エギングやルアー釣りにステップアップしていく、というのが一般的な上達コースといえます。
ただし、正解はありませんので、「これが楽しそう!」と思うものからぜひ始めてみてください。
最後になりますが、堤防や砂浜の釣りは周りに人が多いケースもありますが、海の事故には細心の注意を払うべきです。少なくとも子どもさんにはライフジャケットを着用させるなど、海の事故への対策をしたうえで釣りを楽しんでください。